Arduino、Raspberry Pi、Intel Edison、mbed。それぞれの違いを紹介

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Arduino、Raspberry Pi、Intel Edison、mbed。それぞれの違いを紹介

IoTデバイスを開発する際には何らかのマイコンが必要になるでしょう。最近では多種多様になってきていますが、その中でも主なものとして次の4つがあります。

  • Arduino
  • Raspberry Pi
  • Intel Edison
  • mbed

今回はこれらの違いについて紹介します。

Arduino

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Arduinoの魅力は何といってもシールドと呼ばれるセンサー、追加機能のモジュールが豊富であることでしょう。また、安価なので手軽にプロトタイプを作り始められます。

もともとArduinoにはネットワーク機能がありませんでしたが、最新のArduino YUNには有線、無線LANが追加されました。これで開発できるデバイスの幅が一気に広がったのではないでしょうか。

開発はArduino IDEという専用のIDEを使って行います。開発はPCを使って行い、シリアル通信またはネットワーク(Arduino YUNの場合)を使ってArduinoに転送します。また、開発言語はC言語に似たProcessingという言語を使います。

安価なので分、メモリやCPUといったスペックは貧弱です。そのため、あまり複雑なことはさせず、単機能なデバイスを作るのに向いているでしょう。

Raspberry Pi

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元々子供のコンピュータ教育向けに作られているのでIoT向けという訳ではありません。しかし最新のRaspberry Pi Zeroは5ドル、超小型とIoT用途を強く意識した製品になっています。

OSはLinuxが使え、 デフォルトではDebianをベースにしたRaspbianがあります。その他、Fedora、Ubuntu、Archなど多くのOSが移植されています。

Linuxが動作しますので、開発言語は自由に選択できます。Perl/Ruby/Python/PHP/Node.jsなどスクリプト言語は軽量ですが、Javaなどはスペックの問題もあり、若干辛いかも知れません。

Raspberry PiはハイスペックなCPUを積んでいるものが多く、その結果として消費電力が大きくなります。ポータブルバッテリーでも給電できますが、不安定になる傾向があります。ストレージはSDまたはマイクロSDカードを使います。最低8GBですが、大きなサイズを使えばそれだけソフトウェアをインストールしたり、巨大なファイルを扱えるようになるでしょう。ただしSDカードなので頻繁にファイルの読み書きを行っていると使えなくなる可能性があります。

安価かつセンサーなどと連携するのも簡単なので、LinuxベースのIoTデバイスを作ろうと思ったらまず試してみたいデバイスです。

Intel Edison

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Intel Edisonは切手大の超小型コンピュータで、Yocto Linuxが積まれています。DebianやUbuntuを入れることもできるようです。

Intel Edisonには主に2つの種類があり、Breakout boardとArduino版になります。Breakout boardのが小型ですが、より手軽にセンサーなどを使う場合にはArduino版を使うのが良いでしょう。

超小型ながら、WiFiを搭載しており、さらにBluetoothを扱うこともできます。ディスプレイ出力はありません。また、消費電力も少なく、プロダクションレベルに耐えうるデバイスと言えます。そのため、価格も他のデバイスと比べて効果です。

Intelが専用のIDE、XDK for IoT Edisonを提供しています。これを使うとNode.jsを使った開発がとても簡単になります。プログラミング言語は問いませんが、センサーを手軽に扱えるようにするmraaというライブラリがC/Python/Node.js/Java向けに開発されていますので、これらの言語を使うと開発がよりスムーズになることでしょう。

mbed

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mbedは超小型のマイコンで、C言語を使って開発を行います。その特徴として開発環境の用意がいらないという点が挙げられます。mbedが提供するオンラインIDEを使ってコーディング、コンパイルをし、できあがったこーどをmbedにアップロードする仕組みです。オンラインIDEなのでコードの共有もしやすく、多くのサンプルコードがシェアされています。

小型ながら、I/Oが多数揃っています。ブレッドボードを使ってセンサーとデータのやり取りをするのも簡単にできるでしょう。ネットワーク機能はありませんが、モジュールとして有線、無線LANが販売されていますので追加できるようになっています。

mbed自体はプロトタイプ作成に適したデバイスとなっており、mbedを使って様々なテストをした上で、実際のプロダクションはマイコンを使っていくのがオススメされています。


IoTが試せるボードは他にもTesselであったり、Espruinoなどもあります。各デバイスとも思想があり、触ってみるとその違いが感じられるはずです。ぜひ色々触って自分に合ったデバイスを選んでください。

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