GoogleHome発売!AIアシスタントの可能性

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

米国シリコンバレーに駐在している、IoTデザインセンターの上野です。シリコンバレーでIoT・クラウドにフォーカスして、スタートアップとの事業開発を行っております。シリコンバレーにいるからこそわかる、IoTビジネスのトレンドやIoT市場の最前線の情報をお伝えしていきます。

今回は2016年10月4日に開催されたGoogleイベントで発表されたGoogle Homeについて、
Amazon Echoとの比較をしながらAIのボイスアシスタント(以下、AIアシスタント)について、ご紹介します。

Googleは「モバイルファーストからAIファーストへ」。今回の発表でのメッセージはこれに尽きると思います。

madebygoogle
画像引用:Made by google

そしてGoogleの中核となるGoogle Assistant(AIアシスタント)でした、
アプリ版のAlloであればチャットbotとして利用できます。

「Googleアシスタント」とチャットできるメッセージングアプリ「Allo」、提供開始

Google Home

動画引用:Youtube

Google Homeが発表されました。11月頃の発送開始で、$129。
Google HomeとはGoogleの提供する据え置き型のAIアシスタント付きスピーカーです。
スマホを操作する必要なく、音声だけでGoogleに指示をだすことができ、例えば◯◯にメールを送っておいて、レストランの予約をしてなど、GoogleやそのエコシステムにあるAPIでできることなら可能です。

■Google Homeのある日常生活

動画引用:Youtube

Amazon Echo

動画引用:Youtube

AIアシスタントで先行しているのはAmazon Echoで、すでに世界で300万台以上販売されており、世界で一番売れているAIアシスタント付きスピーカーであることは間違いないでしょう。

今月(2016年10月)にはEcho dotの第2世代が発売され、$49.99。dotは各部屋に1台を想定しており、どの部屋でもAlexaにお願いできるというのも特長です。

Alexaという人工知能アシスタントは、非常に認識率が高く(日本語非対応ですが)、最近ではFireTV(Amazonの外付けネットTV端末)でもAlexaが使えるようになりました。

また家の中だけでなくFordのナビゲーションシステムの中でAlexaを使うことで、家の外からのコントロールを可能にしています。 

動画引用:Youtube

消費者視点では、「あー便利だな」なのですが、AmazonはさらにAlexa Fundという$100M(100億円)規模の投資ファンドを作り、スタートアップへの投資を含めた支援を開始しています。
さらにはAlexa Prizeとして、$2.5億の賞金も用意し、エコシステムを創ることに注力しています。

このエコシステムによりAlexaのSkillと呼ばれるできることが増えていき、Uberを呼ぶ、PIZZAを注文するなどのビジネス連携がどんどん拡大しています。

Echo Skill
画像引用:Amazon Echo

Google Home と Alexa

両者に共通しているのは、AIを用いたアシスタントが重要であって、デバイスはあくまでアシスタントまで通信するためのモノにしか過ぎないということです。
Google Homeであれば「ハンズフリーでGoogle Assistantが使えるデバイス」であり、アプリの「Allo」と同じGoogle Assistantをつかえるデバイスにあたります。

GoogleとAlexaの違いは、
・Googleは無人化していないこと。AmazonはAlexaというキャラを作っている
・Googleは僕らの検索履歴、どこにいったか(GoogleMAP)などの情報、AndroidOSからの情報を持っているため、コンテキスト(文脈)を理解してパーソナライズできる優位性とそれによる圧倒的なデータ学習の機会があります。
・一方Amazonは世界で一番モノを売れる会社であり、AWSという世界の開発者に支持をされているクラウドを持っていることが大きなアドバンテージかと思います。

こと日本においては、日本語が通じる可能性の高いGoogle Homeが流行るかもしれません。

「音声入力なんてつかわねーよ」と僕も思っていたのですが、子どもたちはキーボード覚える前から音声入力を使ってますし、GoogleI/O 2016では音声検索が全体の検索の20%の達したと発表しています。

米国のメーカーはこのエコシステムに対応するためにIoTプラットフォームを活用していたりします、AIアシスタントのプラットフォーム・エコシステムで、ゲーム・チェンジが起こるため日本のメーカーも今後の動向は見逃せない領域になるかと思います!

お問い合わせはIoTデザインセンターまで

GoogleHome発売!AIアシスタントの可能性
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です