ウェアラブル端末とは?デバイスをIoT化するメリットについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ウェアラブル端末とは?デバイスをIoT化するメリットについて

「ウェアラブル端末」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。日本でもここ数年でブームになりつつありますが、まだまだ課題もありそうです。
今回は、ウェアラブル端末をIoT化するメリットや課題についてご紹介します。

ウェアラブル端末とは?その種類は?

ウェアラブル端末とは、身に付けて持ち歩くことができ、身に付けたまま使用できるコンピューター端末を指します。身に付けられさえすれば端末の形状等は問いません。
スマートフォンやノートパソコンとは異なり、小型で邪魔になりにくいものが多く、場所や状況を問わず利用できることが特徴です。

現在利用されているウェアラブル端末の種類と特徴、主な用途などは以下の通りです。

腕時計、リストバンド、指輪

腕時計タイプのウェアラブル端末は日本でも話題になっているため、ご存じの方も多いでしょう。使用方法としては、歩数計や移動距離の測定、消費カロリーの測定、睡眠時間の測定、心拍数の測定などの健康管理に用いられることが一般的です。
その他にも、家電と連動した指輪型のウェアラブル端末も存在します。ウェアラブル端末を付けた指をさまざまな方向に振ることでさせ、電源のオン/オフや照明の明るさ調整などの操作ができます。

メガネ、ゴーグル

ウェアラブルメガネやゴーグルで、メールやSNSの確認・閲覧や、ランニングフォームの解析などができます。操作は、前述の腕時計やリストバンドなどの別端末で行う場合が一般的です。
ウェアラブルメガネは、仮想現実(VR)技術や拡張現実(AR)技術への活用も盛んになりつつあります。例えば、土木工事を手がける建築会社がVRを使って工事現場を再現し、作業担当者にゴーグルを装着させて作業の疑似体験と工程全体を理解させる、などの使い方も行われています。

衣服

センサーが付いている衣類も、ウェアラブル端末の1つです。
危険箇所や猛暑・極寒で作業を行う作業員に着用させ、安全管理に活用されています。作業員の脈拍や体温、位置情報を把握して分析することで、熱中症や転倒、危険エリアへの立ち入りを素早く検知できます。

靴下

赤ちゃんに履かせる靴下型の端末も話題となりました。赤ちゃんの心拍数や酸素レベル、皮膚温度、寝返りなどさまざまな情報を取得し、赤ちゃんの健康状態を知らせます。

ウェアラブル端末をIoT化するメリット


多くの活用法が模索されているウェアラブル端末ですが、IoTとの連携でさらなる価値を創出しています。

【メリット1】健康状態を可視化、顧客への提案や製品開発に生かせる

ユーザー自身や家族の健康管理にウェアラブル端末を利用することで、ユーザーの生体反応をリアルタイムで取得し、詳細な顧客データとして蓄積、可視化することができます。
企業側はユーザーのモニタリングを行うことができるため、ユーザーの使用状況に合わせたサジェストを行い、製品の継続率向上や次の製品開発に生かすことが可能です。

【メリット2】安全管理に活用、リスクを減らし作業の効率化を図れる

ウェアラブル端末は一般ユーザー向けのサービスにとどまらず、工事現場などの安全管理にも活用されます。
例えば、作業員の脈拍数などで体調に異常が無いか確認できるため、危険度の高い作業を任せる際の判断基準にできます。また、ヒヤリ・ハット体験が多いようであれば、リスクの高い作業方法を行っていないかチェックできるなど、作業管理をより徹底することが可能です。
これにより、作業員の安全確保と作業の効率化、双方を維持することができます。

上記の例のように、IoTを取り入れたウェアラブル端末は、これまでになかった新たな価値を生み出します。ニーズをしっかりと捉えた商品開発を行うことで、新しい顧客の獲得やリピートへとつなげることが期待できるでしょう。

ウェアラブル端末の課題


多くのメリットが想定されるウェアラブル端末のIoT化ですが、現状では課題もあります。

端末が高額になりがち

健康管理やネットとの連携が常時できることは便利ですが、その機能だけのために数万円の端末を購入することは、一般ユーザーにとっては少しハードルが高いかもしれません。
価格に見合ったさらなる付加価値を検討していく必要がありそうです。

デザイン性とバッテリーの問題

時計型端末のデザインは洗練されてきましたが、メガネ・ゴーグルタイプのデザイン性は現段階であまり優れているとは言えません。
また、ウェアラブル端末のバッテリーの充電持ちは短くなりがちです。使用中のバッテリー切れをユーザーが心配しなければならない現状も、改善していく必要があるでしょう。

プライバシーとセキュリティーの課題

ウェアラブル端末はプライバシー情報を利用することが多いため、情報流出などセキュリティー面を不安視するユーザーも少なくないでしょう。小型な端末が多いため、悪質な盗撮被害なども考えられます。
万全なセキュリティー対策に加えて、犯罪などへの悪用を規制する仕組みづくりが、今後のウェアラブル端末普及への課題と言えます。

おわりに

ウェアラブル端末は徐々に普及していますが、さらなる普及のためには利便性の向上やサービスの充実、今ある課題の克服が必要でしょう。
身に付けたまま利用ができるウェアラブル端末は、IoTの可能性を広げていくキーアイテムです。今後、ウェアラブル端末はIoTの普及に伴い、さらに需要が高まると想定されます。早期にウェアラブル端末とIoTをリンクさせた新たなサービスを提供することができれば、競合他社との間に差をつけることができるかもしれません。

  

◆IoT関連セミナー(無料)申し込み受付中◆

IoTの理解促進やIoTデータの活用に役立つセミナーを毎月開催しています。ぜひお気軽にご参加ください。
【開催概要】
 ・会場 :富士通クラウドテクノロジーズ株式会社/セミナールーム(新宿)
 ・参加費:無料

 

◆IoTの基礎が分かる資料を無料でダウンロード◆
IoTの「仕組み」や「市場」、「価値」などIoT活用の基礎についてまとめています。
また、ニフティIoTデザインセンターのサービス紹介や事例の一部もご紹介しています。
 

◆お問い合わせはこちら◆
IoTでお困りなことがありましたら、下記よりご相談ください。
>>問い合わせページ

ウェアラブル端末とは?デバイスをIoT化するメリットについて
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です